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パート2 航海
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勇敢なる(?)スリープウッド船長の指揮の下
シー・モンキー号はついにメイレー島を出帆した。
航海機器や専門知識の不足も何のその、乗組員達は航海計画に取り掛かった。

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各自の任務リストを作って張り切るガイブラシ船長だったが、
乗組員たちにクルージングを楽しみたいと反抗される。
とりあえず船の中を探索してみる。
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船長室では机の上の羽ペンとインク、引き出しの中からシー・モンキー号の船長の航海日誌が出てくる。
読んでみよう。

3月10日 一等航海士のトゥースロットと共にモンキー島を探す旅に出て1ヵ月になる。
      メイレー島で購入した案内図は開けてみると、地図ではなく料理のレシピだった。
3月12日 トゥースロットはもう何日も風呂に入っていない。
3月17日 トゥースロットのイビキがうるさくて眠れない。
3月23日 トゥースロットの言動がいちいちカンにさわる。殴り合いのけんかになるのは時間の問題だ。
4月2日  仲直りのしるしにトゥースロットが夕食を作ってくれることになった。
4月3日  ほとんど奇跡としか思えないが、モンキー島を発見した。
      昨夜、トゥースロットが作ったスープを飲むと二人とも急に眠くなり目が覚めると
      船首の向こうにモンキー島が浮かんでいたのだ。
4月4日  トゥースロットと私は、ボートに食料を積み込んだ。いよいよモンキー島に上陸だ。
      おそらく我々がこの島の秘密を知る最初の文明人になるに違いない。
4月5日  ボートをUターンさせて船に引き返すことになった。トゥースロットが出発前にトイレに行き忘れたからだ。
      明日また出直すことにする。

日記はここで終わっている。
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船員たちの寝室。下へ降りると格納庫。奥のはしごをおりるとキッチンへつながる。
キッチンで鍋と戸棚を空けてシリアルを取る。
シリアルをボリボリ食べるとおまけが出てくる。おまけを開けるとサルの彫り物がついた小さなカギが出てくる。
船長室に戻り戸棚にカギを使って開けると中にはトランクが。中身は料理のレシピとシナモン・スティック。
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格納庫。トランクを片っ端から開けたい衝動に駆られるが、右のトランク以外開かない。
トランクの中は年代物の高級ワイン。巨大なロープと樽の中から火薬を取る。火薬は何度でも取れる。
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甲板に出てマストへ上ると髑髏の旗がはためいている。定番の旗。これも取っておく。
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さて、取れるものは全部取ったので、料理のレシピを見てみよう。
シナモン・スティックはあるし、ミントの葉はマウス・ミントを代用しよう。
頭蓋骨を押しつぶしたものはシリアルでいいだろう、イカの墨はインクでサルの血はワインで。
あとは生きたニワトリは滑車の付いたゴム製のニワトリ、いおうの粉は火薬
一番最後は海賊の旗を入れて煮込む。なぜ、海賊の旗を入れるのかいまいちわからない。
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爆発音が鳴り響き鍋ブードゥーの魔術が完成。
あまりの悪臭と煙に、ガイブラシはたちまち意識を失った。
やがてブードゥーの魔力が船内にたちこめ、船は未知の方角に向かって謎の航海を開始した。
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数日後、目が覚めて甲板に出てみると、モンキー島がすぐそこに。
大興奮のガイブラシだが反抗的な船員たちはまるで興味はないみたい。
キッチンへ行きスタンの名刺とかメイレー島の宝の地図とかいらないものを鍋の下の燃え盛る火で火種を作る。
格納庫で火薬をもう一度調達して甲板の大砲の筒の中に入れる。ロープを大砲に使い火種で点火する。
急いで鍋をかぶると人間大砲としてモンキー島へ飛んでいける。

つづく